【第10号】「人のために働く」 ATHLETE CAMP代表 柴田 大地 様

私の行動維新、それは「人のために働く」ことです。

他の方からすれば、「え、そんなの当たり前じゃない?」と思われるかもしれませんが、
当時の私はそれができていませんでした。

前職の某大手スポーツジムに勤めていた時のことです。
25歳の時に転職したのですが、ある意味、私にとって社会人として初めてのスタートでした。

なぜなら、その前の新卒から勤めていた防衛省自衛隊体育学校では、毎日柔道漬けの日々を送っていたからです。

「オリンピック等国際級選手の育成」を目的とする自衛隊体育学校では、柔道選手として、「個人の結果のみ」を求められる環境でした。

今思うと本当にありがたい話なのですが、結果を出すための環境(時間の自由、身体のメンテナンス、練習・トレーニング環境、食事サポート)が、全て揃っていました。

しかし、3年間、個人として結果を出すことができず、
柔道選手としての終止符を打ちました。

現役を引退し、スポーツジムへ転職するのですが、今まで柔道しかやってこなかった事がなかった私にとって、
本当に悪戦苦闘の日々でした。

そもそも「人のために働く」という意味を正しく理解しておらず、
ただ柔道選手としての必要のないプライドだけは持っており、
今振り返ると、本当に扱いにくい社員だったと思います。

そんな中、当時のマネージャーや仲間にも助けられ、
愚直に目の前の仕事に取り組み続けた結果、店舗責任者に就くことが出来ました。

私にとって、初めてのマネジメントの仕事です。
今まで柔道選手として、一社員として「個人の結果だけ」「自分のためだけ」に働いてきた私が、上手くいくはずもなく、「一人では何もできない」ことを痛感させられました。

そこで、メンバー(部下)に助けてもらうしかないと思い、

「メンバー一人ひとりの話をしっかり聴くこと」
「メンバーの不満を先に解消すること」
「メンバーが嫌がる仕事をやること」

を最優先に取り組みました。

取り組みを続けていく中で、少しずつメンバーの協力姿勢が変わってきたことを感じました。

その結果、社内のメンバー間での査定評価で、
初めて優秀マネージャーとして表彰して頂くことができました。

自分でも一番驚いたことは、評価対象期間にはメンバーに対して厳しいことをたくさん言っていた期間だったからです。

メンバーに厳しいことの意図を理解してもらえたことが、
何よりも嬉しかったことを覚えています。

この経験から、私は「人のために働く」「一人ではなくチームで働く」意味を学ぶことが出来ました。

そしてメンバー「一人ひとりとしっかり向き合い、まずは相手の話をしっかり聴く」ことを大切にしています。

現在、指導先の大学では、まずは選手の話をしっかり聴いてから、こちらの意見を伝えることを大切にしています。

 

 

(株)KODO ISHINより一言
明治大学ラグビー部のメンタルトレーナーとして加わってもらったことが縁の始まりでした。
学生に向きあう姿勢、仕事の進め方を見て、「彼は信頼できる」とすぐに思いました。
彼のこれまでの働きぶりを見ると、それも納得です。

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