【第27号】リモートワーク時代に求められるものは?

筆者、初の試みで北海道にて「1カ月間のワーケーション」にトライしておりますが、間もなく終わりを迎えます。

ワーケーションの話を関係者の方に話すと、
「自由気ままで羨ましい」
「楽しそう」
「北海道を満喫していそう」
という声をいただきます。

これは謙遜ではありませんが、あくまで「仕事」で行っておりますので、観光も食事も必要最低限に済ませております…。
(現に体重は出発前と変わらずにキープしております…)

ただ一つ実感したことは、「環境を変えたり良い環境で仕事をすると、仕事のパフォーマンスは上がる」ということです。

今後は、筆者のように、組織に属しながらも組織に縛られない自由なワークスタイルが増えてくると思います。

それまで、毎日会社に行く世の中では「監視」というものが機能していました。
組織論では「エージェンシー理論」と言います。
これがリモートワークになってくると、企業は事実上監視ができなくなります。

その結果、企業では何が起きているのでしょう?
社員間で思うようにコミュニケーションが取れなかったり、
自宅で仕事をした結果、気が緩んでかえってパフォーマンスが下がったり、
あげくの果てには、仕事をまともにせず架空のレポートだけ提出する…という弊害も生じているそうです。
結果、企業の成果にも悪い影響を及ぼすわけです。
やはり、人間「監視」というものが必要なのでしょうか…。

とはいえ、これからの時代「リモートワーク」は不可逆的な流れと思います。

では、それに伴ってこれからの私たちに求められるものは一体何でしょうか?

それは、「自己規律(自律)」です。

◆今日の質問
「自分は今日一日いい仕事はできたか?」
「誰も見ていないから何したっていいと思っていないか?」
「自分は人として恥ずかしくない仕事をしているか?」
「社会人として、誰かに貢献できるような仕事をしているか?」

◇解説
そう思っている人は「自己規律(自律)」を設けて、しっかり自己管理ができるようになります。
反対に、そうじゃない人は「いかにラクをするか?」「言われた仕事以外はやらない」と、
リモートワークを「隠れ蓑」に身勝手な生活を送りがちになります。

監視が働いているうちはそこまで表面化はしませんでしたが、
リモートワークが進むことで、「仕事力」の差は一層広がっていくことと思います。

あるSE(システムエンジニア)の方が話していたことをふと思い出しました。

—-
無駄な仕事はしたくない。
自分の時間が欲しい。
だから、今までは「言われたことはやるけど、それ以上のことはやらない」ようにしていた。
でもその姿勢が、結果として周囲からの指示を増やし、
その指示に自分が振り回されてストレスに感じ、
自分の時間を失っていることに気づいた。
—-

言い得て妙と思いました。

反対に誰からの指示を待たずとも、自ら考え自己規律を持って行動している人にとっては、
ますます過ごしやすい世の中になっていくことでしょう。
ワーケーションが普及していることがそれを物語っています。

「自由」と「自律」はワンセット。

最近、筆者がつくづく実感することです。

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