【第44号】自分を幸せにする質問

いきなりですが、今回は質問から入ります。

「今、一番欲しいものは何ですか?」

何か思い浮かべられましたか?

実は、人は「質問」に対して「答えを探しに行く」という性質があります。
言い換えると、質問には「思考を促す力」があります。

当たり前すぎる事実ではありますが、
実は、重要な事実でもります。

「ポジティブな問い」であれば、ポジティブ思考が回りますし、
「ネガティブな問い」であれば、ネガティブ思考が回ります。

そして、思考から生まれた様々な「想念」は、
様々な「電気信号(脳内ホルモン)」として体内に伝わり、
私たちの体に様々な影響を与えます。

最近は、自律神経のバランスを崩すなど、
メンタル面の不調を来す人が増えているそうです。

実は、この事象は「自分にどんな問いを投げかけるか」ということと関係しています。

例えば、対人関係でストレスフルな経験をしたとき、
「なんであの人はこんな非常識なことをするんだ?」と考えるとします。
すると、ネガティブ思考が回り始めます。
ネガティブ思考は「ノルアドレナリン」などの脳内ホルモンを分泌させます。
ノルアドレナリン自体は「悪者」ではありませんが、過剰に分泌されると自律神経を乱し、心身に不調を来します。

それでも私たちはネガティブな方向に物事を考えがちです。
それは、人間の「欠けたところに目が行く」性質に起因します。

あるものに感謝するより、無いことに不安を感じたり、
できているところよりも、できていないところに目を向けたり、
足りていることよりも、足りていないことに目を向けがちです。

人間にそういう性質があるからこそ、人類は幾多もの危機を回避し生き延び、文明も進化してきた…という事実があります。
また、不安を感じるからこそ蓄え、不満を感じるからこそ欲求が生じます。
つまり、悪い思考、否定的な思考そのものが「絶対悪」とは言えません。
一方で、人間のこの性質には「負の側面」もあることを認識しておく必要はあります。

無意識でいると、私たちは「欠けているところに目を向けては、否定的な思考を回す」傾向にあります。

だからこそ意識して、「あるものに目を向けて、良い思考を回していく」必要があります。

そのスタート地点が、自分に対する「良い問いかけ」です。

Q:今日、「楽しみなこと」は何だろう?
Q:今、身の回りに「あるもの」は何だろう?
Q:今まで、「成し遂げてきたこと」は何だろう?
Q:自分の「良い部分」は何だろう?
Q:あの人の「良い部分」って何だろう?
Q:あの人が「やってくれたこと」って何だろう?
Q:明日、「人生自己ベスト」の一日にするには?
Q:「自分も他人もハッピーになる生き方」って何だろう?
Q:今、自分は最善を尽くしているか?
Q:世の中のために、自分にできることは何だろう?

こんな良質な問いを意識して日々自分に投げかけ、じっくり考えてみてはいかがでしょう。
良い思考が回るのを実感するはずです。
良い思考が、良い想念を生み、セロトニン・オキシトシンなどの幸せホルモンを分泌させます。
結果として、心身にバランスをもたらし自身の心身の健康にもつながります。

お金のかからない健康法、
「自らへの良質な問いかけ」
ぜひともお薦めします。

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